L. ロン ハバードの組織に関する技術の基盤となっているものは、組織についての初の実際の技術でもあります。ハバードはその主題全体を規定する基本的な法則と基となるデータを包括的に説明し、それらの適用法を紹介します。それらの法則は、この宇宙の基本構造を成すものですが、サイエントロジーの生命と人生に関する基本的な発見がなされるまでは、知られていませんでした。ここにこそ組織に関するその技術があり、それを使えば、全く新しい世界を築くことができるようになるからです。
続きを読む「組織は決して何も行いません。決してです。組織は苦痛を感じることも、血を流すことも、考えることも、行動することもできません。それは、ある目的というポスチュレートが、コミュニケーション・ターミナルとコミュニケーション・ラインを伴ってそこに留まっているということなのです。そしてそれが組織の全容です。」 ― L. ロン ハバード
1950年、「ダイアネティックス」の人気は驚異的に高まり、オーディティングとトレーニングに対する需要は増え続け、合衆国で優秀な事業家が数人集まり、最初の協会が設立されました。そのそれぞれが独立したプロであり、彼らの手腕はプレッシャーの高い、競争社会においてすでに実証されていました。彼らにはさまざまな経験がありました。しかし、その専門知識をまとめても、急激に高まるダイアネティックスへの関心に対処するには全くかなわないことがわかりました。
その後の6年間でL. ロン ハバードが気付いたことは、彼の言葉によると、組織の分野の専門知識を誇る人々が達成したことは、たったひとつだけだったということです。つまり、彼らは人間の知識にぽっかりと開いた穴をうまくごまかしていたのです。「組織」という単語が存在するということ以上に、その主題については何も知られていなかったからです。その結果、大昔から、組織は人々の行動を促すのではなく、妨げるものとして悪名を馳せてきました。人間の組織が何とか成り立ってきたのは、数人の献身的で必死になった役員の率先力と重労働によって、組織が上から推し進められてきたおかげなのです。それは大昔から繰り返されてきた、組織とその上に築かれた文明の度重なる崩壊の物語でした。
ハバード氏の組織に関する技術の基盤となっているものは、組織についての初の実際の技術でもあります。無数の年月にわたって積み重ねられてきた気まぐれと偽りを捨て去りながら、ハバードはその主題全体を規定する基本的な法則と基となるデータを包括的に説明し、それらの適用法を紹介します。それらの法則は、この宇宙の基本構造を成すものですが、サイエントロジーの生命と人生に関する基本的な発見がなされるまでは、知られていませんでした。
ここにこそ組織に関するその技術があり、それを使えば、物事の可能性は一層高まります。その適用によって、個人、グループ、国家、文明全体が、全く新しい世界を築くことができるようになるからです。